stipa記。

日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
 

義両親訪問カウントダウン 

仕事だからあまり関係ないけど、今週末は久しぶりにひとり住まい。
旦那は今日から来週月曜まで帰スイス中。
主な理由は実家の屋根裏に断熱材を入れるため。
義父はもう年だし、かといって業者に頼むのももったいないので
それじゃあ、ということになった。
義父の体調も良くなったのでついでにという訳でもないけど
義両親連れてロンドンに帰ってくることになっている。
義母がとにかく神経質で心配性!なので二人きりで飛行機に乗るのは
たとえ一時間半の短い旅でも不安だということもあってこうなった。
お天気あんまりぱっとしてないのだけれど、ロンドン郊外の庭園に行ったり
家の近所でのんびりと緩やかに南倫敦のひとときを楽しんでもらえれば
いいなぁ、と・・・あんまり注文多くないといいんだけど(苦笑)。

義父、定年まではプロのガーデナーだった。
そんな彼のこと、ところによりかなりovergrown(伸び過ぎ)な我が家の
庭をみたらむむ〜っと庭師の血が騒いでしまうかも、とちょっと心配してる。
プロの腕が借りられて丁度いいはずが何故かって?
そう、あれは・・前回、6年前の訪問の時のこと(遠い目)。
借りていたフラットの小さな庭。彼が見て少し切ったほうがいい、と言い張るので
それじゃあどうぞ、と旦那が庭鋏を手渡したのが運の月。
私が仕事から帰ってくると、旦那がとっても気まずそうに手招き。
『お父さんがさぁ〜ちょと切りすぎちゃって・・ショック受けないでよね』と警告。

何よ?と庭を見ると・・・お〜〜の〜〜〜っ!!
ほんと、それ以外に言葉出なかった。
前住人が丹精こめた英国風の庭が、スイススタイルにすっきりさっぱり
刈り込まれてしまって、一番目立つ植木は何とも無残にカチカチにトリミング・・・
『来年のことを考えて、切る、刈るのよね〜おとーさんは・・(ため息)
だから私はやめたほうがいいって言ったのよ〜おとーさんいつも
やり過ぎるのよ〜まったく何て謝ったらいいのか・・』
と義母が私に申し訳なさそうに言った。
来年のことって言われましても〜。6月だったので丁度気候も庭を楽しむ夏が
始まったばかりの時。すっからぴんの庭は惨めだった〜。
旦那もかなり頭にきてその後一日ろくに義父と言葉を交わさなかった(苦笑)。
今思えば笑えるなぁ。

そして今回、苦〜い思い出を現実に蘇らせない為、庭バサミなどが収納されている
車庫に鍵かけちゃう?とか、あ、それともお義父さんは一回「いいよ、切らなくて」
と言えば引くほうなの?我慢できるのか??とか夫と冗談交じりに協議もした。
旦那曰く、とにかく庭バサミを渡しちゃだめ、だって(苦笑)。
犠牲になった(お義父さん、ごめんなさい・・)庭よりも更に刈り甲斐がある(で、あろう)
今の庭だけど、まあ、ちょっと刈られても3泊4日だし、被害もそれほどでは・・・
い〜や、やっぱり鋏隠そうかな(笑)

父への怒り 

2週間以上くすぶり続けていたこと。
少し怒りがおさまってきたので綴る事にする。
北の国に住む兄からメールがぽつんと届いた。
会えばそれなりに仲良しだけれど普段は殆ど連絡も取らずに
『便りのないのは良い知らせ』を地でいく兄妹の私たち。
どうしたんだろう?何かあったかな?と開けると
『父』の文字が目に飛び込んだ。
嫌な予感。
またなにかお父さんやらかしたかな、まったく・・と読み進んでみて
嫌な予感は見事的中した。 

兄のところに実に久しぶりに父から手紙が来た。
便りがあるときは悪い知らせなので、落ち込んで封を開けた
という兄の文を読んで普段自分の気持とかすんなり表さない彼が
ここまで書くなんて、相当がっくりきたんだなと思った。

父は私たちの母が眠る墓を兄に継いでほしいと要求していること。
父は自分はそこには入れないと言っている。10月の寺への寄付も
今金がない、父の兄弟にも訊けないから兄に頼みたいということだった。
手紙には、最後のお願いだ、とあったという。
再婚した今、父は新しい家族のために住んでいる家の傍にでも
新しい墓を建てたいらしい。
東京の下町にある今の墓は私が一時帰国したときはもちろん
北の国暮らしの兄とお嫁さんにとってもお嫁さんの実家からも
近いから母の墓参りには便利だろう、って。
その墓には祖父母(父の両親)も入っているんだけど、それはどうするつもりなのか。
要するに、お母さんの遺骨が邪魔なだけじゃないか。
父は前妻の遺骨がある墓に自分もゆくゆくは入るというのが
耐えられないのだと思う。まだ後ろめたさをひきずっているんだか。
一般的に○○家代々の墓、で前妻と後妻と一緒に入ってたり、そんなのめずらしくも
何ともないのではないか。
再婚してもう何年も経つと言うのに何をいまさら言っているのか。
以前から兄を通して父が一緒の墓には入れない、入りたくない、みたいなことを
漏らしていたのは知っていたけどそうなること(ゆくゆくは一緒の墓!)は
わかってたんだからもっと前から準備するなり兄にきっちり相談するなり
してきていれば話は違うのに。

兄は、お母さんの遺骨が問題なんだろうから、遺骨は引き取るとして
今の墓のことは父が何とかしてくれるように返事を書いたけれど
引き取った後遺骨をどうするのか,お墓問題について私はどう考えているのか
私の意見も聞きたくてメールした、とのことだった。
メールの最後の方に私の母親代わりの叔母にも相談したとあった。
兄は叔母にはめったに連絡したりしないからそこまでするなんて
相当堪えたんだな、と思ったら泣けてきた。

読み終わって久々に激怒。
再婚するまでも自分勝手、してからも自分勝手にしてきて
自分の都合の良いときだけ父親ぶってきたあのヒト。
私たちが今までどんだけ傷つけられたか、いまだにご自分だけ
被害者のつもり?
情けない。
と同時にそういう手紙を平気でよこしてくるあまりの無神経さに
こみ上げた怒りは行き場もなくどうしようもなかった。

普通の場合、長男である兄が墓を継ぐのはまあ当たり前だろう。
でも、うちは『普通の場合』じゃない。
再婚後、別にそうしてくれと願う気持もなかったが、新しい家族に
紹介する訳でも努めて関係修復しようともせず、そのまま
新しい生活に逃げ去った父。
兄のことだって忘れ去ったように扱っておいて、何か困ったときだけ
連絡が来るような状態で今までずっと来ていて、今回のこれだ。
「入れない」って何?どういうことよ!

兄へは彼の思うとおりで私も良いということ、いくつか挙げてくれた
提案に対しての私の考えと、任せっきりになってしまってごめんねって
さっそく返信した。
夫にも墓だ、長男だって日本のしきたりに関する事の英語訳もしんどかったけど
何とか説明してあげた。
たぶんもうオトウサン、近くに新しいお墓見つけたんじゃ?って彼。
そうだね。そうかも知れないね。だからお金がないとかいっているのかも。

父。
あのヒトに失望することはもうないと思っていた。
会えば傷つくし空しいだけということで自己防衛のためか疎遠になってもう何年。
いつも便りをよこしてくるのに無視していた訳でもなく、ほんとうに全く
何の連絡もなかったからただ漠然と幸せにしていてくれればいいと思っていた。
日本に帰るときも会わなくちゃ、連絡しなくては、と思わなくなって、もうかなりの年数が経つ。

今回のことがあっても直接あのヒトに言うことはない。
もう言い尽くした。
死んでから15年以上経って遺骨が邪魔者扱いにされている母。
彼女だったら何と言うだろう。

叔母-in-law 

去年に引き続きスイスはベルンから我が家を訪れていた
夫の叔母。義母の妹だ。
今回は私は休みが滞在中一日しかなかったので
あまり相手もできなかった。
夫も忙しくて週末だけ海のほうに連れて行ったりするのが
やっとだった。
旅慣れた彼女だからほっておいても自ら電車と地下鉄を使って
ロンドンの美術館に行ったり、ちょっと足を伸ばして
ケンブリッジに日帰りで行ったりと、頼もしく日程をこなして
おととい再びアルプスの国へと帰っていった。

来年、定年退職するのよって彼女。 
えーっ。うそっ!貴女が64歳になるなんて、この世は間違ってる!
って叫んじゃった。
みんな、年取るのは避けられないけど、何かいやだな。
髪はショートでとってもきれいな銀髪。
ブルーの瞳にピンクの頬のなかなかの美人。
家庭的な義母とは対照的にキャリアウーマンぽい雰囲気の漂う彼女。
独身で子供がいないせいか甥や姪を可愛がり過ぎて義弟からは
殆ど煙たがられている。
スイスに住んでいた頃は確かに私も、義母、義姉、彼女とIn-law三羽烏で
うるさいなーと思うこともあったけど、それでも三人の中では
一番視野が広く、異文化に対しても理解が深いとひそかに評価していた。
スイス時代、家に招いてお寿司作ったり、餃子作ったり・・
彼女にだったら抵抗なく出来たおもてなし。
その都度ほんとうに喜んでくれた。日本人である私のルーツを
認めてもらえたようで嬉しかった。
魚や『変わったもの』が苦手な義母や義姉になんて絶対無理。
頼まれても断る(苦笑)。

今回の滞在では残念ながら日本食は作ってあげられなかったけど
代わりにスイスからどっさりと持ってきてくれたラクレット・チーズで
3人で楽しくラクレットをした。わざわざロンドンまで来てラクレットじゃ・・
って言ったら『いいのよー、私ラクレット・オーブン持ってないから
ラクレットなんて久しぶりで嬉しい〜』って。

義母とだったらありえないくらいくだけた会話が出来るのも疲れなくていい。
姉妹でも随分ちがうんだな。ま、これはこうだからこうよって言い切るところは
スイスのヒトだなって思うけど。一緒に居て楽しかったから許そう(苦笑)。
さよならしたとき、スイスにまた来なくちゃだめよ!もう何年も来てないでしょう!
ってお叱りを受けた。
確かにもう3年?になる。
わかったよ、今度行ったらベルンも行き先に必ず入れるから
新しいフラット(アパート、マンション)見に行くからねって約束した。
果たしたい約束。
次はベルンで会いましょう。

義姉訪英終了 

やれやれ。
来るまではあーだこーだ思っていたけれど来てしまえばそれなりに
何とかなるものだ。
結論から言うと、今回の義姉との再会は彼女の成長がしかと感じられる
とてもよいものだった。
やっぱり母になるってひとを変えるのだろうか。
義姉の場合はとってもいい方向に向かっているような気がする。
滞在中ふたりのお子たちの世話で相当疲れていただろうに
夜彼女にしてはとっても遅い時間まで私たちに付き合ってくれて話が弾んだ。
何よりも私によい意味で気を使ってくれているのがわかって嬉しかった。
以前だったら考えられないことだ。
彼女のパートナーともその後うまくいっているそうなので安心した。

夫は滞在中休みをとって付き合ったけど私は作戦通り(笑)仕事。
それでも話す時間は沢山持てたし、可愛い甥っ子たちとも遊べたし
上出来な数日間だった。
ほっとひといき〜。
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私がのぞいているブログの更新情報です。 勝手にいろいろ載せてしまってますが それは困るというブログ主様お手数ですがお知らせ下さればささっと削除いたします!

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stipa

  • Author:stipa
  • 2001年より英国ロンドン在住。
    1968年生まれのおうし座。
    観光客はまずよりつかない
    南ロンドンの端っこで
    スイス産の夫とひっそり生息中。

    気ままに更新中。
    私自身も頻度がよめません。
    2,3続いたらまた数週間音沙汰なし・・
    とかよくあります。

    コメント大歓迎!
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