日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
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The Curious Incident of the Dog in the Night-Time
そういえば去年の今頃はキッチン・バスルームのリフォームしてたんだな。
仕事もしてなくて暇してました。ふと思い出したのがそのころ読んだ本。


Z.jpg

The Curious Incident of the Dog in the Night-Time
by Mark Haddon


邦題 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』 マーク・ハッドン著(早川書房)

この小説一応子供向け(小学校高学年以上かな?)らしいのですが
大人でも充分楽しめるというか大人向けといってもいいくらいな
軽いタッチの割りに深~い本です。

舞台は英国スウィンドン。主人公は15歳の自閉症の少年クリストファーで
隣人の犬が何者かに殺されてしまったことからはじまる犯人さがし。
といってもミステリーや事件物ではありません。
学校の先生に薦められて本にしようという試みで彼の語りでストーリーが
展開します。図も豊富で楽しいです。
赤色が好き。黄色と茶色は嫌いでカレーなどを食べる時用に赤色の
食料色素を持ち歩いている彼。
学校に行くバスの中から赤い車を続けて4台見たらその日は良い日
(Good Day)、5台だったらとても良い日(Super Good Day)だけれど
黄色い車を4台続けて見たらブラックデー(Black Day)で、学校では誰とも
口をきかないで一人で本を読み、お昼も食べない!何故なら絶対に「危険」は
冒してはいけない日だからだそう。

凄いのは数学が大得意でパニックにならないために頭の中で難解な方式を
考えて心を落ち着けたり平凡な人には考えられないほど景色、目で見たものの
ディテールを記憶する優れた能力を持っていること。
そんな彼が家族や近所の人との交流を通して「事件」解決を目指します。
イギリス特有のブラックユーモアというのかドライな笑いや
クリストファーの語りの意図しないおかしさがあちこちにちりばめられていて
読みながらひとりでにんまりしてました。彼自身の感情描写も普通の小説
とは一風変わったものですがちょっとほろりとしてしまうところも。

クリストファーの細部描写の才能のお陰か、イギリスのにおいがプンプンしてます。
フィクション。ちなみに、福祉関係の本ではありません。大、大、大推薦!



テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
おもしろそう~~♪
内容がおもしろいと、辞書ひきつつも読めるかな~~。
アマゾンで買えるかどうか検索してみまっす。v-91
2006/01/26(木) 23:41:52 | URL | マチルダのママ [ 編集]
ぜひ是非~♪
マチルダのママさん
難しい単語もないし分かり易い英語だから
大丈夫ですよ!アマゾンでも扱ってます♪
2006/01/26(木) 23:53:20 | URL | stipa [ 編集]
読みましたよ~♪
お久しぶりです~。
ゆっくり遊びに来ることができなかったので一気に読ませてもらいました。とくにごみのポイ捨てのところではあぁ分かる~と初めから終わりまでうなずきっぱなしでしたが、今回はこちらにコメント残しますね~。
この本、私も読みましたよ~。英語の本っていまだにすごく苦手なのですがこの本ははまって一気に読みました。文章の書き方が頭の中に残って、その後の自分の口調が詩みたいになってましたよ。日本語に訳されてるとは知りませんでした。
この本に出会って以来、子供向けの本のコーナーもチェックしているのですがなかなかこれ!ってものに出会わなくて。。。もしお勧めの読み易い本などがありましたら是非教えてください!
2006/01/27(金) 07:17:09 | URL | kay [ 編集]
kayさん
こんにちは!
私も英語の本得意ではありませんねぇ。
動作の描写を把握するのが難しい!
おおっ!読まれたんですね、この本♪
読んだ本から受ける影響で口調が変わる、私もあります~。
それだけのめり込めたってことでしょうか(笑)
最近本は全然読んでないです~。ハリー・ポッターぐらいです(笑)

バスのゴミ、なんとかならないものでしょうかね~っ!
最近非常に気に障ってます。年かな・・
2006/01/28(土) 02:46:48 | URL | stipa [ 編集]
読み終わりました~☆
中盤まではじっくり、後半はだだだ~っと読みました!
ユーモアにくすっと笑って、また、ほろっときながら、ハラハラドキドキしてました。
クリストファーくんのこだわりや考えに「あぁ、そうか、そういうことなんだ」と、
彼を通して視野が広がった気がします。
時折stipaさんの記事に書かれているサービスユーザーさんのことも、読んでいて
頭の中によぎりました。
もしも自分に子供がいて、その子がクリストファーくんだったら?と考えたりも。
Mark Haddonの本、今まで知らなかったので、ここで教えてもらわなかったら、
ずっと読む機会がなかったかも。
ありがとうですv-352

いつか映画化してほしいような(←この本についてたくさんの人が知ることができる)、
してほしくないような(←原作の素晴らしさ通りに映像化できるか疑問)。
2006/02/08(水) 10:31:22 | URL | kumi [ 編集]
kumiさん
ね、面白い本でしょ(*^_^*)
ふつうのひとにしたら当たり前のことが
クリストファー君にしてみたら真剣に考えても??
なところが妙におもしろいんですよね。

映画化ね~。そうですね、彼から見た世界を
忠実に再現する事が出来たらいいけれどね・・
感想を聞かせて下さってありがとうe-420
2006/02/08(水) 22:53:31 | URL | stipa [ 編集]
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