日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
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Where the Wild Things Are



かいじゅうたちのいるところ モーリス・センダック 


1963年に出版された絵本界の不滅のクラシック。
子供の頃何十回も読み直して大好きだった絵本です。
ところが大人になってから題名もどんなあらすじかも
すっかり忘れてしまっていました。
たまにこの絵本の一場面の草木が生い茂った部屋の絵が
フラッシュバックのように頭に突然浮んでなにやらとても懐かしい心持。
子供の頃読んだことがあった本かららしいというのはわかったのですが
そのほかのことはどうしても思い出せないままでした。

そして偶然に・・。
スイスに住んでいた頃、ある日たまたま入ったレストランの廊下に
わりと大き目のポスターが。
繊細なタッチで描かれたちょっとおかしな怪獣たちの姿に
「あれ・・?どこかで見たような・・」と思ったらすべて思い出すのに
そう時間はかかりませんでした。
フラッシュバックで覚えていた草木の生い茂ったあの部屋から
このとき見たかいじゅうたちに会いに旅に出るお話なのでした。
日本では私が子供の頃は「いるいるおばけがすんでいる」
という題名で出版されていましたが今は「かいじゅうたちのいるところ」
なのだそうですね。訳者も違う方によるものだそうです。
このポスターをみて思い出した後、スイス、バーゼルの本屋さんで
「昔からある絵本で小さな男の子が主人公で怪獣が出てくる・・
といったら?」と尋ねたらさすがは児童文学コーナーの店員さん
迷わずにこの本を探してきて見せてくれました。



そうそう、これこれ!と感動の再会を果たしてそこにあったのは
ドイツ語版だったので英語のハードカバー版を注文して待つこと数週間。
遂に手にした時には思わず涙が出そうでした、懐かしくて・・・。
以来わたしの宝物です。
ページをめくっていると子供の頃のわくわくが蘇ってきます。






これが私のフラッシュバックのもとになった部屋の絵。



淡々とした文章も想像をめぐらす邪魔にならず最高です。
でもやはりこの独特な絵が子供心に強烈な印象を受けました。
ストーリーはおおかみの着ぐるみを着た男の子マックスがおおかみを
気取っていたずらをしたために親に叱られてばつとして夕食抜きで
部屋に送られてしまった後、まだまだワイルドに遊びたいマックスの部屋に
だんだん草木が生えて森となりWild things(怪獣たち)のいるもとへと
小さなボートで旅に出て、かいじゅうたちの王様になる・・という内容。







この絵本を読んで一度もわくわくしない人はこどものこころがもう全く残って
いないちょっと可哀想な大人かもしれません。
わたしもひょっとして、あぶないところだったかも。
大人になる事に一生懸命だった頃に偶然に再会を果たしたこの絵本。
記憶が全て消え去ってしまう前にまためぐりあえてほんとうに良かった!

テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
私もある~
ポスターが目にとまるなんて
すごい偶然だね
何かの因縁?
そしてまたワクワク出来るなんて素敵
でもそれって年齢とは関係ないよね
その時の心の状態

昔の絵本の断片だけ覚えているの私もあるな~
うやむやなんだけど
懐かしい気持だけはふつふつと沸いてくる
一つは
「ちびくろさんば」・・思うんだけど
時々絵が浮かんでくるんだけど

ずっと後で人種差別という理由で発売停止に本なったと話題になって
この本だって思い出した

私も絵本が大好きだったな~
と昔を懐かしむ私です

2006/02/08(水) 18:15:13 | URL | katasumi [ 編集]
katasumiさん
ただの偶然かそれとも何かの因縁か・・う~んどうなんでしょうね??

子供の頃に読んだ絵本や本、いまだに良く
覚えてるものが結構あります。
大人になってからは推理小説とかサスペンス物とか
後まで残らないものばかり読んでいるからいけないのかな(^_^;)

ちびくろさんぼ、懐かしいですね。虎が溶けて
バターになるってところが好きでした。
人種差別な内容については子供だったので
分かりませんでしたけど禁止になった理由を読んで
なるほどな~と。悪意はもちろんなかったのでしょうけどね。

子供の頃って同じ本を飽きずに何回も読んで
次何が起こるかわかっているのにそのたびにわくわくどきどき(笑)
ピュアな感性ゆえ、出来ることだったのでしょうか。
2006/02/08(水) 23:03:29 | URL | stipa [ 編集]
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