日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
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父について(長文)
私の家族第三弾!今日は父について・・・
何か今までで一番書きづらい~っ!
しかし!こころの整理整頓記は続くのだ。。。

父とはここ何年も音信不通。
再婚して新しい家族と仲良く暮らしている、と思う。
別に喧嘩別れした訳でもないのだが、疎遠になってしまった。
連絡したいともはっきり言って思わない。向こうからも
何も言ってこないので、まあ、便りのないのは良い知らせ、
ということにしている。





同じ屋根の下で暮らしていた頃は全くすれ違い親子だった。
母が私と父の間に入ってよいクッション兼パイプ役をしていたので
母が亡くなってからこれからどうやって父と付き合っていったら
良いのか非常に困った。

母が病気になりもう助からないとわかった時
父は号泣した。はじめて見た父の涙。忘れられない。
母が逝って、皆辛いけど一番辛いのは最愛の伴侶を亡くした
お父さんだとそれからはいつも思って接するようになった。

2年後に父は新しい人を見つけた。
一人では、生きていけないんだよ、と気まずそうな父に
いいじゃない、良かったね!と祝福してあげた。
内心はもちろん、寂しかったけど。
私の継母は父よりも20歳は若くて子供も3人、悪い人では
ないのだろうが紹介されたときと、母の法事で1回会っただけ。
殆ど、どういう人か知らない。子供たちにも会った事もない。
それだからなのか、父の新生活に入り込む気が
はっきりいって全く起きないのである。
父は兄と私に彼女を紹介する時、
「お前たちはもう立派に成人してお父さんも安心した。
お前たちにはあまりいい父親ではなかったから
これからは新しい家族によい父になれるように頑張ってみる・・・」
と言った。もう私と兄の父親役は終了という宣言のようだった。

何とか父と娘として新スタートを切ろうと私なりに努力した。
父の自分勝手な行動も、一番傷ついたのは彼なのだから
仕方ないと思ってなるべく気にしないように、
ガッカリすることをされてもそのうちいつか、と望みをつないだ。
母が逝って2年後の夏には私達の結婚式に兄と父はスイス
まで来てくれた。
パーティーの席でいきなり父に、母が大事にしていた猫を
スイスで引き取るか?と聞かれ、トイレに駆け込んで
泣いてしまったっけ。
何でこんな時にそんな話が出来るのか信じられなかった。
喘息の子供がいるから、というのがその後の父の説明だった。
その頃父はもう新しい家族と一緒に住んでいて、猫も
新居につれていったが、実は向こうの家族にも猫がいて
仲が悪くて困るから、ということだったらしい。
これは少し後でわかったことである。

結婚式の年の冬日本に帰った時、私と夫と父で兄のところに
遊びに行った。
温泉宿に1泊して親子4人でとても楽しい時間を過ごした。

スイスに帰って半年くらいたったある日
兄から突然電話があった。声の調子からただならぬ様子・・・

「いいか、よく聞けよ!お父さんが今俺のとこに来てる。
じつはお父さん新しい人との間に子供が出来たこと
ずっと今まで俺たちにかくしてたんだよ、一緒に旅行もしたのに・・・
・・・もう生まれてるんだって、今聞いたとこだ!!
ったく、ほんとにダメ親父だよ、電話替わるから!・・・
ほら、ちゃんと自分で謝れよ!!・・・」
電話口で平謝りの父。
古い人だから結婚もしてなくて子供が・・・ということが
恥ずかしくてたった二人の自分の子供にも言えなかったそうだ。
悲しかったな、あの時は。
その後すぐに父は再婚した。

それからも帰国する時は会って食事したりしていたが
なんだか会った後も良かったと思うより何で会って
しまったのだろう?という気持の方が強くなっていった。
ついにある時、ぷつんと、心のどこかで糸が切れた。
もうやめようっ、もう会いたくない!
と思う気持が勝ってしまった。そして現在に至る。。。

過去10年以上、私の気持ちは父には充分伝えたし
父の気持ちも聞けるだけ聞いてきたので
こうなってしまったことに悔いはない。
理想的でないのは承知している。。。
と書いてふと、いやそうじゃなくて、これがお互いにとっては
理想的なのかも、と思った。
兄は父とは電話でごくたまにだが連絡はしているようだ。
お墓をどうするとか、そういう話らしい。
長男は大変なんだぞ!と兄に言われた。
私は一応、嫁いで(!)いるし、日本にいないから
楽でいい、と。
兄も父の新しい家族には会っていない。



テーマ:私的な事ですが - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
衝撃的です。
うわぁぁ。読んでてすごくどきどきしてきました。
自分がstipaさんと同じ立場になったらすごいパニックになるかも。
お父さんの気持ちも分からなくはないけれど。
やっぱり寂しいですよね。
私だったら、どんな風にお父さんと関係続けるかな。
うーん、分からない。
だけど、stipaさんのお兄さん、良いですね。
すごく頼りになりますね。
こーいう時、兄弟がいるって素晴らしいなって思います。
2005/09/08(木) 13:58:25 | URL | LA*Cutie [ 編集]
ドラマのよう
まるで、昼ドラの世界です・・・。
でも、現実で起こってる事なんですよね。私の身近には、stipaさんのような体験してる人いないから、どうコメントしていいのか・・・。
お父様と疎遠になるなんて、考えた事ないです。
私がstipaさんと同じような境遇になった時・・・多分、受け入れなれないだろうな。
2005/09/08(木) 20:02:39 | URL | ist3735 [ 編集]
LA*Cutieさん
父のことでは、兄はなんていうか同志みたいな・・・。
もちろん、考えの違いはお互いありますが。
父との付き合いも兄にまかせっきりで文句いわれます(苦笑)
これから進展があるのかないのかも成り行きまかせです!
また父に爆弾落とされないといいですけどね・・・

ist3735さん
私もそう思いましたもん<昼ドラ(笑)
まさかウチが~っ!てね。家族一人欠けた
だけでこうも変わるかと。。。
やることはやった!という気持なので
もう仕方ないな、
と今はいろいろ考えずに距離を置いています。


ふたりともコメントしづらかったでしょうに
ありがとう☆

2005/09/08(木) 22:20:18 | URL | stipa [ 編集]
気持ちを書く事。
どんな事でも 心のもやもや は文章にして書いてみたりすると、不思議と『すっきり』しません?!
わたしも思春期の頃とかはよく色々書いてました。
内容は。。。好きな人の事や、理解できない人の事などなど。
まぁ、当時の私ですから、今の様に『いろんな人が居ていろんな事情があるのだから、あの人はこうなのかもな~』なんて思えません(笑)
全て自分のものさしで理解しようとしていたので、誤解も沢山生まれたし、そのまま疎遠になって人もいます。

そんな事を考えていたら ふと
年を重ねて成長したな♪と今思いました!
よかった。。。無駄に年を取らなくて(爆)
2005/09/09(金) 10:20:18 | URL | miki [ 編集]
昔はね~
mikiさん
昔は日記とかに自分の思いを書きなぐってましたね、そういえば。
何冊もあったけど全部捨てた記憶が(笑)
大人になってそう、賢くなった、成長した気もしますが、
あたしの場合どうなんだろう?
無駄に年取るのはほんと、避けたい~!
2005/09/09(金) 22:40:06 | URL | stipa [ 編集]
あたしも捨てた~(笑)
2005/09/10(土) 17:32:20 | URL | miki [ 編集]
そうなんだ(^。^)
今手元にあってもきっと恥ずかしくて
読めないだろうな~。
2005/09/12(月) 00:18:08 | URL | stipa [ 編集]
これはちょっと(涙
さっそくきました~。でも、かなり古い記事にコメントです(笑
うちの父も再婚しています。でも、母の7回忌が終わってからのことです。私も再婚を望んでいました。母とはとても仲が良かったので、悲しみも深く、再婚しなくてもいい、なんて恐ろしいコトを言ってましたが、運良くいい人を紹介していただいて再婚してくれました。でも、stipaさんのケースだと、私もマジ切れです(怒 私の継母も言ってたけど、快く再婚を賛成してもらって私たちは幸せな方だ、と言ってたけど、賛成するにも条件ありますもんね。
2007/08/10(金) 06:44:16 | URL | デリコ [ 編集]
デリコさん
いらっしゃいませ!
賛成するにも条件、ほんとうにそうですよね。
父の心配りのなさ、段取りの手際が悪すぎて
最悪でした~!それでも父のためを思って我慢したり
いや~大変でした。
2年ってあまりにすぐ過ぎて、母の生前もひょっとして・・
なんて疑ってみたりしましたもん。思い出しても胃が痛くなります(苦笑)
デリコさんのお父様たちのような展開が理想的、ですね。
不幸を乗り越えて、子供からも祝福されて・・・素晴らしいことだと思います!

こんな古い記事を掘り起こしてコメントくださって
ありがとうございます。
こちらこそこれからもどうぞよろしく!
2007/08/11(土) 03:58:45 | URL | stipa [ 編集]
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