日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
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大失敗
*はじめに*
とても長くなってしまいました。
小分けにして引っ張る気にもなれないので
追記設定(続きを読む)はしますが一挙にいきますので
あらかじめお断りしておきます。








職場で現金150ポンドが消える事件発生。
私のアカウント・ミスふたつが原因だった。

事の発端を説明するにあたりプロジェクト・ハウスの
金銭管理のシステムをちょっと説明すると
クライアントさん個人それぞれの持ち金を入れる箱ひとつずつと
食費をまかなうCommunal(コミューナル)の箱、清掃用品をまかなう
資金を入れとく箱、スタッフの交通費や雑費用資金の箱・・・と
いくつもの鍵つきの箱をスタッフルームに保管している。
で、シフト交代時に中身を全部チェックしてサインして、という
引継ぎ作業を行う。
クライアントさんたちは毎週食費や掃除費用など各自払い込むのだけど
これはスタッフが代行している。

今回の私のミスふたつ、今から2週間前の月曜日。
その食費の支払い作業中に起きた。
クライアントの箱から食費箱に一週間分の50ポンドを移したまでは
よかったが、記帳する時に食費箱合計を誤って300云々ポンドではなく
100ポンド少ない200云々ポンドと記入してしまったのだ。
その次のミスはそれに気づかないどころか次のクライアントのエントリーを
すっかり記録し忘れ、結果として実際の箱合計金額より150ポンド少ない
エントリーのまま作業を終了してしまった。

そのまま私のミスには誰にも気づかずに約一週間。
次ページに移るための確認を行ったスタッフがミスを発見。
そして、問題の150ポンドが無くなっているという事実が明らかに。
休みだった私のところにマネージャーから連絡があって
はじめて、自分が起こしたミスを知らされた。
いくらなんでもの馬鹿げたミスに何と自分で情報処理してよいのか
電話口で言葉にならなかった。
その後急遽職場に出掛けて帳簿を確認。
確かに。ミスも単純かつお粗末でまったくもうなってないし、自己嫌悪。
即マネージャーはじめお詫びしたけれど一体どうしてしまったのだろう。

私のミスを利用して誰かがちゃっかり150ポンドを引き抜いたことに
スタッフ一同開いた口がふさがらなかった。




その日はクライアントのひとりが外出するのに付き添うために
準備のこととかトランスポートの手配など時間に追われて慌しいまま
食費支払いの作業をした記憶あり。

150ポンド余分に箱に入って見つかるはずなのに、一体誰が?!
stipaのミスはミスとして誰にだって起こり得るはず・・と
同僚たちみんな、同情してくれたけれど。
誰かが信頼を裏切ったという事実は消えなくて。

マネージャーの更に上の上司とも電話で話をした。
私が単に記帳ミスを起こしただけで、その後の現金喪失には
まったく関与していないことを信じるから、どうか気を落とさないで
くださいって言ってくれた。でも結果として無くなった金額の穴埋めは
その日に現金箱を引き継いだ者がすることが団体の規則だし
行政機関の監査が近日中にあるのでその前に帳簿関係だけでも
整理しておかないと体裁悪いし申し訳ないがと補填を促された。
クライアントさんのお金が無くなるのは非常に深刻な問題なので
後日内部調査ということになると思うとも言われた。

私としては金額のことよりも自分のミスで周りに迷惑をかけた事を
まず反省して、受け止めたかった。
そしてここで挫けずに前進できることをして解決ではないけれど
打開に導きたかったのでちょうど経理スタッフが定期チェックで
来る事になっていたためその人の訪問時に補填した。

過去の経験からたとえ1ポンドでも、責任が問われたスタッフに
払うように頼んでもすっごく嫌がられたり。
5ポンドのことでも何週間も煮え返してくる同僚だっていた。
お金の事ってとってもデリケート。大概、金額だけが問題な訳でもない。
私にとってもなぜかこの150ポンドは『金額』というよりも『事柄』。
さらっと自分に傷を残さないように渡ってしまいたかった。
情けないミスしちゃった後でこれ以上醜態はさらそうとも思わないし。

今回私が一切難癖つけずにあっさりと補填したことに対して周りは
相当びっくりしたみたいだった。
今までちょっとしたことで意地悪な態度をとる事があった某同僚
(この事件とは無関与)も私が人間として正解なことをしたのを
認めてくれたからなのか、単なる同情かわからないが
それ以来とっても親切で温かく接してくれるようになった(苦笑)。

マネージャーもとても心配してDebriefingみたいな面談も行ってくれた。
ミスのせいでこんなことになって残念だけれど自信を持ってこれからも
頑張ってね、とのこと。事件後の対応についても、文句ひとつ言わず
(お金を払ったこと)とても感心したしそんなあなたがスタッフで
いてくれて誇りに思うって。

自分でも何でだかほんとうに解せない間違いをしてしまって何だけど
その後の対応は誤ってなかったように思う。






さて、今になって気になっていること。
それにしてもあのお金は誰が?

食費の現金箱を開けたスタッフ、当日私の後にふたりいる。
一人は小銭を払い戻して入れただけで小銭トレーの下に
しまわれているお札類は全く見ずにそのまま記帳だけして閉めたそうだ。
彼女私のところに来て、私の行動に対してとっても感心したこと
私は被害者で同情してもしきれない、無くなったお金については命にかけても
彼女は関与していないことなどを泣きながら話してくれた。
非アフリカ・カリビアン系の少数派同士ということもあって彼女とは気が合う。
実は彼女はどうしてこんな安月給の仕事しているの?っていうくらいに
インテリでバックグラウンドも裕福。それでなくても人間的に絶対あの150ポンドを
盗るなんて考えられない。

もうひとりはその日宿直をしたスタッフ。
直接彼女に訊けるまでに数日掛かってしまったが尋ねると
その日現金箱には何も変わったことは無かったこと
何も変なところは無かった、ということだった。
彼女は旦那さんが警察関係のひとで普段から仕事ぶりもそれなり。
だんなさんのお仕事上、まさかなぁ、なんてそれからまた数日。

ふとあることに気がづいた。
職場では依然として無くなったお金のことは大問題。
私に対して、本当にお気の毒、犯人が許せない!酷い!って
言ってくるスタッフばかり。
彼女以外は。
最初に訊いた時は自分の気持ちの整理にとらわれて気づかなかったが
その日ふたりで夜仕事したんだけど私から尋ねた以外に
彼女のほうからは個人的な感想もショックだというような発言も
一切無かった。
話すことを避けている?
単に、そういう性格だから?

昨日仕事中、上に書いた同じく小数派の同僚からますます??な話を聞いた。
おとといになるが少数派同僚と当日宿直をした同僚が
一緒にとあるクライアントのサポートで外出した時少数派同僚が
今回の事件についてかなりいろいろ話を持ちかけたところ
宿直した同僚がとっても機嫌が悪くなったというか明らかに
動揺、狼狽しているように見えた、そうである。


気のせい、なのだろうか・・・。


これからどうしたら一番良いものだか。


コメント
この記事へのコメント
ショックですね。
 うーん、自分が信じられない事をしてしまう…実は私もあります。その時、私の頭はいったいどこに逃避行しとったんじゃ?と思うような…。

 でも、できれば解決してすっきりすると一番いいですね。金額は出したかもしれないけど、その分お金に換えられない信用を得られたのでは?と思います。
2009/11/16(月) 09:10:54 | URL | くろすけ [ 編集]
くろすけさん
仰るとおり!いったいどこに逃避行・・本当に自分でも??でした(というかいまだ現在進行形ですが)。
何故中途半端な状態で〆てしまったのかまるっきりプチ記憶喪失状態です~。

周りから『疑いの目』的な扱いは今日まで全くないのでここら辺は
日ごろの行いが良かったかなぁ、と自分でプラスに解釈しております。

すっきり、したいですがぁ・・どうなりますか。あまり期待は禁物、ですよね、やはり。
2009/11/17(火) 03:28:46 | URL | stipa [ 編集]
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