日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
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Japanese Knotweed
ウチから直ぐの大通りにやっているんだか良くわからない
ほとんど開店休業状態のような安ホテルがある。

今朝犬の散歩で前を通ったら駐車場と前庭の部分が
テープでぐるっと囲われてなにやら注意書きが。
何だ、また何か事件でも?と思い読んでみると・・・

「進入注意!Japanese Knotweed 駆除作業実施中!
この中を歩き回ると種を撒き散らすおそれがあります」・・・

・・・みたいな事が看板に書かれていた。・・・えっ?
Japanese Knotweed ジャパニーズ・ノットウィードって
あの、一度生えたら取り除くのが殆ど不可能に近いといわれる
厄介な雑草のことだとは分かったが、こんな大げさな作業をするなんて
一体どうしたんだろうと不思議に思い、ちょっとネットで調べてみた。

 
Japanese Knotweed
Japanese Knotweed 
日本名イタドリ

何でも観葉植物(!)としてヴィクトリア朝時代にわざわざ日本から
輸入したらしい。イングリッシュ・ガーデンにどこがぴったりと
思われたのかは不明だが、その後凄まじい侵襲力で周りの植物を
片っ端から乗っ取って、ほっておいたら庭を占領してしまうような
おそろしい植物であることがわかったそう。
根こそぎ掘り出して処分と称してその辺の野原や空き地にほったらかし
にした為、天敵になるような生物も元来生息していなかったので
どんどん野生化して広がってしまったそうだ。

結果あまりに蔓延りすぎて現在イギリスの植物体系を脅かしているらしい。
強靭な茎で舗装道路やレンガも突き破ってしまうとか。
種で広がることはないそうだがその類まれなる生命力、なんとグリーン
ピース大の大きさの根からでも余裕で復活するらしい・・・スゴイ!
コンポストになんて、間違ってもしてはいけない。広がるだけだろう。
一般家庭用に駆除作業をしている園芸業者のサイトも見た。
掘って根元から処分するだけでなく、強力な除草剤も使う、とある。
それもよくない・・・!

BBCのサイトで何日か前の記事に
『What‘s the problem with Japanese Knotweed?』として
2012五輪の東ロンドン会場からJapanese Knotweedを完全駆除
するという決定について、どうしてなのか、という紹介の記事があった。
1981年以来、Japanese Knotweedを野生地に放置するのは
法律で禁じられているということだ。
記事によるとどんな土質でも栄養分の乏しい土にでも問題なく育つらしく
除草剤を使ってもなかなか駆除が出来ないので完全になくすには
一株ずつ掘り起こしたりそれを処理することも含まれるため相当な時間
とお金がかかるらしいことが読んでいてわかった。
根っこだけにして新芽が出ないよう隔離してもなんと22年後に休眠期
状態から突然復活した!という報告もあるそうだ。

バイオロジカルな対応策として日本から天敵の虫・菌類を輸入する
という試みもあるそうだ。虫に食べてもらって少しでも広がるのを
防ぐということなのか。
その虫は果たして連れて来ちゃって大丈夫なのだろうか?
日本ではどうやってコントロールしているのだろう。


でも何であのホテルであんな本格的駆除作業が行われているのかは
結局わからないまま。あれがスタンダードな作業なのかな。
いや~な雑草付きだと売るにも売れないから駆除後、売りに出されて
改装されるか、新しい建物でも立つのだろうか。
まあ、どっちでもいいけど、あの敷地の周りはしばらく歩くのは
やめようと思う。そういえば枯れ草も沢山あったし(汗)
犬にも私にも良くない、No Go Zone に決定!


BBCサイトの記事
http://news.bbc.co.uk/1/hi/magazine/4267426.stm




追記:
ついでに日本のサイトも少しだけ調べてみたら、困った雑草という
印象はまったく受けなかった。同じ植物とは思えない~。
イタドリの名は「痛取り」からきていて薬草!
おまけに食べられる!!レシピなんかもあった。
いやぁ、こっちでは殆ど知られてないと思う驚きの事実!
イギリス人もイタドリ少しずつ食べていったらいいかも。
ジェイミー・オリバーにレシピ考えてもらって(笑)

追記2:
今日(9月28日)ホテル前をかすめて通ったらテープはなくなってた。
看板にはInvasive Weed(侵襲雑草←直訳)・・・サイトに入らなければ
ならない時は・・・の指示に従って下さい、と急いで読んだので多分
こんなことが書いてあった。以前の看板と違ってるのか、最初に
読み間違えたか、はあっ?と思った(笑) 
一応報告!

テーマ:イギリス生活 - ジャンル:海外情報

コメント
この記事へのコメント
迷惑かけてます!?
日本の雑草、迷惑かけてますねぇe-330
ただ、薬草だとか、食べられるっていうのは、初めて知りましたe-465
どこの国でも、外来ものに悩まされてますね。
今、日本でもそうなんです。
うちの近くでは、琵琶湖でピラニアが見つかったらしい・・・。
そんなところで、泳ぎたくな~いe-263

ちょっと遅れましたが、コスモ君かわいいねぇ~e-415
2005/09/27(火) 20:27:31 | URL | ist3735 [ 編集]
びっ琵琶湖で?!
ist3735さん
ピラニアですかぁe-270それは怖いなぁ。
誰かのペットだったんでしょうか?なんて無責任なe-262

イタドリ、良かれと思って持ち込んだ植物だったんでしょうけどね~
草木に罪はないのにe-263

コスモ褒めてくれてありがと~e-414
2005/09/28(水) 00:36:16 | URL | stipa [ 編集]
アレチウリ
こちらでは、アレチウリなる北米原産(たぶん。。)の、強烈な植物が猛威を振るっております。
蔓なのですが、一日に?メートル伸びる、とか、根が深く絶えない、寒い地方でも平気、他の木に絡まって成長し覆いつくして木を枯らしてしまう。
タネは硬い殻に守られていて(ダンナが見て確認。本当かどうかは???)抜群の繁殖力!
イタドリ同様、外敵がいないので、まことに日本は過ごしやすいようです。。。
長野ではちょっとした社会問題になってます。

琵琶湖にピラニア、ビックリしましたよね~!
あと、庭に猛毒サソリ、川にワニ、etcetc
日本って怖いですよ。意外と(笑)

ヘラクレスカブトムシとか、子供に大人気で輸入販売したら、
「お山にかえそうね♪」と言ったかどうかは疑問ですが、
純日本産のカブトムシと自然交配!とかね。。。
ホント、あきれちゃいます。

自然はありのまま、いるべき場所、あるべき場所にあるのが一番だと思うのですけどね。

stipaルーツは洋楽だったんですね☆
2005/09/28(水) 09:42:51 | URL | miki [ 編集]
アレチウリとは・・・
mikiさん
また、たくましそうな名前の蔦ですね~。絶対生き残りそうな感じです。
普通の蔦が庭にもあるのですがすぐ広がるので手入れが大変!そんな木をも覆い尽くしてしまうようなののパワーは想像しただけでもe-270
ピラニアもびっくりなのに川にワニ!庭に蠍!!ひえ~っ!
日本っていつからジャングルになったんですか??

洋楽・・・狂ったように聴いておりました(笑)
2005/09/28(水) 19:37:08 | URL | stipa [ 編集]
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