私ももう昔話が出来る年齢だ(冷汗)
小さい頃から音楽が好きだった。
ティーンエイジャーのころより洋楽漬けの毎日。
ありとあらゆる関係雑誌を読み漁り当時の重要情報源である
ラジオも聴きまくった。毎週CDを何枚も買った。
将来は絶対に音楽関係の道に進むのだ、と確信して
ヴォーカルを習いに音楽の専門学校にも通った。
AMラジオで洋楽に強いといわれた局に出入りしている
製作会社でADのバイトもした(笑)
ラジオの製作会社に留まってADからDへの道も目指そうかと
思ったがセクハラが日常茶飯事、自らの利益のためなら
何でもする男女共に溢れていて、道徳観重視(!)正義感の強い
私には精神的にかなりキビシイ『業界』での仕事にやっぱり自分には
向いていないかなと思い、上司のベテランディレクターの方々からも
うちらの局はもう斜陽だし、若いんだからもっと広い世界を見て
みるといいよ、と励まされ、それでは英語で歌を歌うんだから
英語をしっかりと勉強しなくては!とあっさり決心して渡英したのだ。
なんとも安易な理由で留学したものだと今になって思えば呆れる(笑)
留学中、英語の勉強は自分としてもかなり真面目にした記憶がある。
ロンドンは大好きだったけれど、当時の学生ビザでの長期滞在は
無理があったし、運命の出会いをしてしまった後だったので(笑)
ロンドンがだめならスイスがあるさ!みたいな何とも軽い考えで
スイスに移住。若さゆえ、か・・・
そして結婚。さて、音楽の方は?どうしちゃったの〜??
一応スイス・バーゼルのJazzの学校(Jazzschule Basel)に
通ったりはした。
バーゼルでは海外から一流Jazzアーティストを招いて
頻繁にコンサートが開催されたりそれは良かったが
スイス独語で授業をする理論の先生がいたり、小さい街の
馴れ合いで運営されているような感じがしたので師事していた
ヴォイス・トレーニングの先生が学校の運営方針に不満を持ち
辞めた時に私も辞めた。
スイスでは作曲しようにも気が乗らなかったし自分にもっと
才能があればどこにいても努力して頑張るのだろうが
私は所詮そこまでじゃあ、ないのだろうと悟った。
そう悟るまで、私って敗者(Loser!)だなぁと情けなく思ったり
したものだ。
そんな訳で、ロンドンに越してきてからは鼻歌くらいしか歌ってない(笑)
音楽(洋楽とJazz)は今でももちろん大好きであるがCDはたまに
買う程度。今流行のバンドとかはほとんど名前も知らない。
ラジオもあまり聴かない。同じ曲ばかりかけている局が多くて
ウンザリしているところ(苦笑)
歳をとったということもあるが、変われば変わるものだ。