日本発スイス経由英国。日記、雑記、こころの整理整頓記。
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近所の銃撃事件
今日は以前、夫が危うく遭遇するところだった近所の銃撃事件について。
移住直後、ロンドンてやっぱり危険なんだと思い知らされた。

ロンドンにスイスから引っ越してきて多分2週間位経ったある夜、
夫が犬の散歩に行った時それは起こった。
後もうひとつ角を曲がれば我が家のある通り、というとき。
夫が歩いていたわき道で一台の黒いベンツがかなりのスピードで
走ってきてよく確認せずに我が家のある通りに出ようとしたので
丁度来ていたもうひとつの車(これもまたベンツ)に気づかず、
お互い急ブレーキ。軽い接触事故を起こしてしまったらしい。
わき道の黒ベンツの男達に、我が家の通りのほうの車から女性が降りて
近づいてきた。女性の車には小さな子供が何人か乗っていたのを
夫が見ている。
女性が「いくらなんでもこんな所でスピード出し過ぎですよ!」
と何度も男達に言っていたそうだ。怒鳴るというよりは、諭すような
感じだったとか。

夜だし、別に立ち止まって見物するような事でもないので
黒ベンツが悪いな、と思いながら一行を通り過ぎて角を曲がりきり
そこから50m位離れている我が家に向かう途中に「パン!」という音が!
悲鳴?とそれから猛スピードで走り去る車の音。
ただ事ではない何かを感じて急いで家に帰り、私に今あったことを
半パニックで伝える夫にそんなまさか~と本気にはしなかったが・・・

翌朝そのわき道のところが警察の黄色いテープで包囲されていた。
あああああ・・・・。何てこった!
やっぱり何かあったんだとすぐ分かった。
夫があの夜、女性が撃たれたと確信していたかは記憶に定かではないが
実際その通り、子供の目の前でいきなり撃たれたらしい事が分かって
大ショック。


こちらでは事件当日や翌日には報道しないという決まりでもあるのか
3,4日以上経ってから銃撃事件、殺人事件などのニュース報道がある。
この銃撃事件も3,4日たってから朝の散歩でそのわき道あたりに
テレビのニュースレポーター風の人がカメラマンと立っているのや
新聞関係の人たちが来て写真を撮ったりしていたのを見ながら
歩いていたら「すみません!Evening Standardの○○××ですが、
事件の事もう聞きましたか?」
とロンドンの夕刊紙の記者から話しかけられてしまった。
この通りに住んでるかと聞かれたのでそうだというと 
「お住まいの通りでこんな事があってどんなお気持ちですか?」
・・・ショックに決まってるだろ、と思いながら答え、引っ越してきたばかりだが普段はとても静かで住み良い通りなんですけどね、とか話をしていたら
「あの晩、何か不審な音を聞いた(!)とか何か見た(!!)
とかご近所お知り合いでもしいらっしゃったら・・・」
と聞かれたけど、もちろん、ハイ、私の夫が実は・・・などと言える訳が無い!ので、さあ、ちょっと知りませんね~ととぼけてしまった。
それって正解!報復とかが怖いから警察ならともかく、新聞記者に
なんぞ素直に教えてはいけない、と思う。
(直接関係ないがこちらでおこるギャング(不良少年グループ)絡みの
犯罪は殺人事件だろうが何だろうが犯人達からの報復を恐れて捜査に
非協力的な人が多いらしい。)
名前を聞かれ記事に載せてもいいか聞かれたのでそれは困ります、と
言った。当たり前だ~。理由は上記の通り。私って用心しすぎ??

当時住んでいたStreathamストラッタ厶界隈は
Brixtonブリクストンと同じくらい南ロンドンでは危険地域とされているところ。私達が住んでいた通りはまあ普通の住宅街といった感じだった。
自分の通りはよくても、そのとなりのとなりの通りが何か荒れていて
感じ悪そう、ということはこちらではよくある。
事件のあったわき道にはこちらでいうCouncil Estate(公営住宅団地)
があって雰囲気があまりよくない。夜は誰も外に出ていないのは不気味だ、
どうしてかなと事件前何も知らない夫が言っていたっけ。
低所得者や生活保護を受けている人が住むCouncil Estateイコール
犯罪危険地域と、私の住む辺りでは残念だが見られている。
それだけ生活の荒んだ人たちが住んでいるからだと思われる。
ロンドンのほかの地域もたぶん同じだろうと思う。

夫は一応警察に電話して犯行直前の様子が知りたかったら、ということ
を伝えたが目撃者は他にもあったのかその後連絡はなかった。
報道で知ったがその女性は撃たれた時妊娠中だったそう。

事件のその後だが犯人は数ヵ月後全員逮捕されて裁判で有罪となり
引き金を引いたやつは確か懲役15年くらいだったと思う。
黒ベンツを運転していた男と話している女性の後ろから車を降りて
近づき至近距離でひざの後ろを撃ったそうだ。子供達の目の前で。
何て卑怯な。冷血人間、というか人間じゃない。

もし夫が一部始終を「目撃」していたら、そこに留まっていたら、
どうなっていただろうか。背筋が寒くなる。

被害に遭った女性はもう二度と普通に歩く事は出来ないそうである。
堂々と相手の過ちを指摘したがために・・・。
むこうみず?係わり合いになったほうがいけないのだろうか?
子供達の受けた精神的傷も思うと本当にかわいそうなことで胸が痛む。
情け容赦ないやつら相手に命が助かっただけよかった、と思うほうが
よいのだろうか。
実際殺人事件や凶悪犯罪の多いロンドン南部で、この程度の事件は
あっさりと忘れ去られる。
でも、私は決して忘れない。






テーマ:イギリス生活 - ジャンル:海外情報

コメント
この記事へのコメント
怖いですね
Streathamはお隣の町ですけれど、怖い話を良く聞きます。クラブ・シーザーの前あたりも土曜の夜は怖くて通れません。
旦那様に何も無くてよかった...
2005/10/04(火) 18:58:12 | URL | Meg [ 編集]
恐ろしい!
旦那様、間一髪だったんですね!
怖い!!
そんな身近に銃撃事件があるなんて!
でも、本当に旦那様に何もなくてよかったですね。

私もこんな経験があります。
今の家に引越したのが、ちょうど30年前。
越してきてすぐに、何やら表が騒がしいので、何かと思ったら、パトカーが見えて、おまわりさんが一杯・・・。
野次馬も一杯。
母親に聞いたところによると、私達の家のちょうど裏手あたりの民家で、殺人事件が・・・。
なにやら、殺されたおばあさんと隣の人の間で、いざこざがあったようです。
理由は、はっきりしないのだけど、表に置いてあったものが、自分の家の敷地に入ってきてるとかそんな事だったと思います。
その頃は、小学1年生だったので、怖さがあまりわからなかったんだけど、今考えたら、怖い!!
日本でも、いつどこで何があるかわからないです・・・。
2005/10/04(火) 21:10:52 | URL | ist3735 [ 編集]
ひえ~
怖いね。
旦那さん、ホント無事でよかった。
日本でもクラクション鳴らされて頭に来て殺しちゃった。とか、あるからね。。。
最近は走ってる車から車に銃(空気銃を改造したものみたい。)を無差別発砲って事件が多い。放火と一緒で伝染するみたい。
子供の見ている前で発砲って。。。
トラウマどころじゃないよね、きっと。。。
自分勝手な人間が増えてるってことなのかな。。。
2005/10/04(火) 21:13:59 | URL | miki [ 編集]
Megさん
ありがとうございます。
そうですね、Streatham High Rd昼間はただの冴えない商店街
って感じですけど夜になると一気に雰囲気が・・・。
クラブ・シーザーは事件も多いですよね。全然関係ないんですけど
LivingTVのMostHauntedという心霊番組(?)で
クラブ・シーザーがレポートされていました。
お化けも出るらしいです(笑)
2005/10/04(火) 21:31:39 | URL | stipa [ 編集]
ist3735さん
やっぱりキケンなのはそうなんだと・・・。
あれ以来は別に何も起きてないですよ~。
引っ越してしまったし、今住んでる所は比べたら安全です。多分、ははは・・・。

それにしてもお家のすぐ裏で!それは怖いです!!小さくてわからなくって
良かったかも。今もしそんな事があったら恐くてもうココには住めない~
いつ何処で何が・・・ほんとにそう、物騒な世の中です。かといって、恐がっておどおどしてるのもいけないので
どん!と構えてます(笑)
2005/10/04(火) 21:52:40 | URL | stipa [ 編集]
mikiさん
怖いっす。スイス育ちでのほほんとしてた夫だけど
4年経って防犯面ではかなり鍛えられました(笑)
わたしもだけどね。

すぐにキレて口よりも手が出る人が増えているのかなぁ。
嘆かわしい事です。
車から空気銃、知らなかった!放火と一緒でクセになるか。
困ったもんですね・・・。手口もきたない。最低~!

子供のこころの傷も完治することはないのでは・・・悔しい。。。。
2005/10/04(火) 22:20:09 | URL | stipa [ 編集]
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